三角点、10年後には引退の報。

ほんにまぁ暑い日が続きます。
息をするくらいの頻度で何か飲まないと、ゆでダコになってしまいそうです。

さてタイトルの件ですが、ずいぶん前から分かりきってはいたものの、いざ耳にすると実に感慨深いものがあります。

三角点 というのは「 剣岳 (つるぎだけ)」という映画にも出てきた大きな真四角の石のことです。結構な昔に、日本の国土を測量する目的で網状にくまなく設置され、現在は全国に10万点もあるとか。時代は I Tであり、GPSであり、もういらん。そういうことなのだそうです。

ところでなぜ 三角 なのかというと、図形のなかで最も安定しているのが三角形であり、それを重ね合わせ、連続させて大きな日本の形を精緻に測る、というわけです 。

商売がら 好きでよく見るのですが、道の傍にあるものはともかく、苦労して登った山の頂きにあるものだけは、できればずっと残しておいてほしいですね。

なお 埼玉には五等まである三角点の頂点「一等三角点」は、全県で11個だけあるそうです。うちの事務所に一番ちかいのは北本の石戸にあるものでこんな感じ。→ 一等三角点探訪 日本五大桜「 石戸かばざくら 」のすぐ近くの畑の中にあります。