圏央道、埼玉県内開通

 司法書士や弁護士等、たいていのサムライ業は 紙と鉛筆とパソコン があればお仕事になるが、こと調査士に限っては 道具 がないとなんにもできない。

 建物の調査ならテープ(50mスケール)とコンべ(手のひらサイズの巻尺)と図面をはさむ紙ばさみくらいで
何とかなるが、土地の調査・測量となると、やれ測量器だ、それを乗せる三脚だ、光波を飛ばすミラーだ、境界杭を探すスコップだ、境界杭をきれいにするハケだ、測量点を打つハンマーだ、鋲だ、バールだと、数え上げればきりがない。それでまた、必要なものがひとつでもないと仕事はストップする。正直、予定通りに現場が終わると、逆にびっくりする(笑) 現場はいつも「世界にひとつだけの特別な場所」である。あらゆる事態を想定していくから、作業車はいつも満載である。

 ここ数か月、茨城の現場が多かった。スズキのエブリ、荷物満載の大移動である。運転するのは好きな方だけど、高速道路はやっぱり楽ちんである。埼玉県内の圏央道はこないだつながった。茨城県内の境古河からつくば中央までは27年度内に開通の予定とのことである。ほんに待ち遠しい(^.^)