土地合筆登記とは
複数の土地の登記をひとつにまとめる申請のことを言います。
＊共同住宅（アパート、マンション）など、規模の大きな建物の敷地でよく行なわれることがあります。
土地合筆登記を申請される方
| 1 | 管理 | 複数の小さめの土地や不整形地をひとつにして管理を容易にしたい方 |
| 2 | 相続 | 所有権の移転登記や持分に基づく分筆登記の前提として |
| 3 | 建築 | 建築地をひとつにして建築確認などの申請を容易にしたい方 |
以上は一例です。所有者様の意思に基づき、諸条件を確認したうえで一体化させます。
土地合筆登記の注意点
１、合筆の条件
合筆には条件があります。それぞれの土地が１点以上で接している、地目・小字・所有者が同じなど、常識的な感覚で想像できる条件のほかに、所有権の仮登記・抵当権・要役地・買戻の付記登記など、法に基づいて丁寧に確認すべきこともあります。
２、境界確定測量は不要
基本的に登記簿の記載を合算するだけなので、境界確定測量の必要はありません。ただすべての土地の現在の利用状況については当然に同じでなければなりません。
３、権利証が発行される
調査士の行なう土地の登記の中で唯一権利証が発行されます。
＊正式名称は「 登記識別情報通知 」
＊所有権登記のある土地どうしの合筆に限ります
| ■ 合筆の禁止事項に注意する |
| ■ 面積は登記簿を単純に合算するのみ。境界確定測量は不要。 |
| ■ 権利証が発行される。 |
対応エリア
さいたま市および上尾市、桶川市、北本市、鴻巣市 限定となります。
＊過去にご用命いただいたことのあるお客様からのご紹介に限り、ご依頼内容によって他市他県まで承っております。
処理完了までの日数
２筆（それほど広大でない土地）の合筆でおおよそ下記のとおりです。
| 標準処理期間 | ２週間前後 |
筆数が多い場合は調査範囲が広くなるため多少長くなる可能性はありますが、それほど大きな延長はありません。ただ、合筆するどちらか一方の土地の権利証がない場合は、さらに１週間程度の日数がかかることがあります。
土地合筆登記の報酬額（費用）
２筆（それほど広大でない土地）の合筆でおおよそ下記のとおりです。
| 報酬額 | 50,000円～ |
■ 上記の金額には調査・探索・申請にかかる報酬のすべてが含まれております
■ 法務局にある登記（謄本や地積測量図）を調査する印紙代等の実費は別途となります（おおよそ5,000円程度）。
■ 合筆後の土地１筆につき1,000円の登録免許税がかかります（所有権登記のない土地の場合は不要）。
■ 消費税は別途お預かり致します。
お受けするにあたっては確度の高いお見積もりを作成してからの作業となります。基本的に一度作ったお見積もり金額を変更することはありません。ご依頼者様から内容変更のご依頼があった場合、または作業上明らかにやむを得ない状況があったときでも、ご説明をしてご納得をいただいいてからでなければ追加の作業は一切行ないません。ご協力いただくすべての人に対して公正中立でなければならないのが調査士の使命ですが、当事務所は輪をかけてさらに誠実であるようにと日々自問自答しながら営業を行なっております。
一般の方にとって登記はまさに人生に一度あるかないかの大仕事です。わかりにくいとされる内容に関するご説明も含め、ご依頼者様の思いをカタチにするため、全力でサポートいたします。あなた様からのご相談を心よりお待ちいたしております。
お気軽にどうぞ048-596-0093受付 8:30-17:00 / 土日祝夜は携帯へ
初回相談・お見積もり無料 お気軽にお問い合わせください